恐竜王国福井ならではの恐竜体験、
自然を楽しむアクティビティ、
大自然の絶景や収穫の季節に味わいたいグルメ ―
秋の奥越前は、多彩な魅力が詰まっています。
じっくり満喫したくなる選りすぐり情報をお届けします。
恐竜と遊ぼう!
国内最大級のスケール!
「福井県立恐竜博物館」
福井県立恐竜博物館は、恐竜王国福井の真髄を感じられる体感型の博物館。館内には44体もの恐竜全身骨格をはじめ、化石や標本、ジオラマ、復元模型など貴重な展示は迫力満点!福井県で発見されたフクイラプトルやフクイサウルス、ニッポノサウルスの化石標本と復元骨格も見応えありです。野外恐竜博物館では、恐竜化石を発掘している現場を間近に見学できたり、化石の発掘体験もできます。
もっと詳しくみる >太古の地層から化石発掘!
大野市化石発掘体験センター
「HOROSSA」
九頭竜国民休養地内にある化石発掘体験施設。約4億年前の古生代から約1億3千万年前の白亜紀前期までの地層の岩石をハンマーで叩き、化石発掘体験を楽しめます。これまでにティラノサウルスの歯やアンモナイト、三葉虫類、サンゴ類、植物など貴重な化石が発掘!体験に必要なゴーグルやハンマー、軍手は施設で準備しており、手ぶらでOK。屋根付きなので雨でも発掘体験が可能です。
※小学生以下は保護者の同伴が必要です。
※体験には予約が必要です。
自然のアクテビティを満喫しよう!
大自然の中で悠々快適キャンプ
霊峰·白山の西山麓に位置する奥越前の秋を満喫できるのは、アウトドアレジャー。エリア内には九頭竜川をはじめとした川沿いのキャンプ場から、周りを山に囲まれた緑豊かなキャンプ場、湖畔の静かなキャンプ場など、さまざまなロケーションが楽しめるキャンプ場が点在しています。山登りのベースにしたり、のんびりとアウトドアクッキングに興じてみたりと、楽しみ方も自由自在です。
大野市のキャンプ場情報 > 勝山市のキャンプ場情報 >高原リゾート地で
優雅にフライト体験!
「勝山パラグライダー」
スキージャム勝山で秋空を舞うパラグライダー体験もおすすめ。正面眼下に勝山市内が一望でき、抜群の開放感を味わえます。ジャムスポーツ パラグライダースクールでは、半日体験コースやガイドと一緒に空中散歩を楽しめるタンデムフライトなど各種コースをご用意。
もっと詳しくみる >絶景を楽しもう!
見頃時期/10月下旬~11月中旬
渓谷とダム湖に映える紅葉を
ドライブで
九頭竜湖は、ダムによってできた人工湖。10月下旬には湖を囲む勇壮な山々が色づき始め、湖を横断する通称”夢のかけはし”との美しいコントラストを見せてくれます。九頭竜ダムは、岩が幾重にも積み重ねられた日本有数の巨大なロックフィル式ダムで、瀬戸大橋のプロトタイプとしても知られています。
もっと詳しくみる >見頃時期/10月中旬~11月上旬
山歩きでたどり着く、
鏡に映ったような絶景
標高1,690mの願教寺山のふもとにある刈込池。周囲400m、水深最大4.5m、ブナやミズナラなどの原生林に囲まれ、神秘的な佇まいを見せます。秋になると、ブナ林の紅葉と白山連峰の一つである三ノ峰が水面に鏡のように映し出され、見惚れるほどの美しさです。刈込池へは上小池駐車場から山道を歩いて徒歩約50分。2つのルートがあります。行きと帰りで違うルートを辿ると違った景色を楽しめます。刈込池へ通じる道は道路幅が狭く、すれ違いに時間がかかるので注意しましょう。なお、土日祝日は非常に混雑する恐れがあるので時間に余裕を持っていくことをお勧めします。
もっと詳しくみる >人里離れた山奥の秘湯
奥越の超秘湯の宿として知られる鳩ヶ湯温泉。平成13年に一時閉鎖しましたが、2016年にリニューアル。全室シャワートイレ完備の宿として生まれ変わりました。宿泊客は山菜、岩魚、手打ちそばなど山間の地ならではの素朴な料理を楽しめます。鳩ヶ湯の名は山鳩が傷を治すため水浴びにやってきたことに由来しており、早朝には今なおその姿を見ることも。周辺には野鳥が多く生息し、バードウオッチングにも最適。
※鳩ヶ湯温泉はGotoトラベル事業に参加しており、国が示す基準に沿って、新型コロナウイルス感染拡大予防策に取り組んでいます。
見頃時期/11月中旬
圧倒的スケールの
大仏を彩る紅葉
大師山を背景に、大仏殿、五重塔、宝仏殿などが立ち並ぶ大師山清大寺。昭和62年、約22haの広大な敷地に創建されました。中でも圧巻なのが、大仏殿に鎮座する高さ17m の越前大仏坐像。その大きさは奈良の大仏を上回り、日本一のスケールを誇ります。
広大な日本庭園の中には、もみじやイチョウの木が約200本植えられ、秋には巨大スケールの大仏とともに美しい紅葉を楽しめます。
もっと詳しくみる >見頃時期/10月中旬
50万本のコスモスが一面に
約2ヘクタールの畑に約50万本のコスモスが咲く、勝山市野向町のコスモス畑。美しい地域づくりのため、平成14年から地元住民たちが休耕田を利用してコスモスを植えたのが始まりで、可憐なコスモスのじゅうたんは、今や秋の風物詩となっています。野向町のコスモスは花が大きく、背が高いのが特徴。コスモスが夕日に輝く夕暮れ時の風景も幻想的で、サンセットスポットとしても人気です。
実りの秋!奥越前グルメ
新そば(おろしそば)
奥越前はそばの産地でもあり、10~11月には新そばを味わうことができます。勝山市では、ご当地ブランドとして「勝ち山おろしそば」の名で展開しています。
大野市においては古くから「大野在来種 」が受け継がれており、 小粒ながら風味豊かな品質の高いそばです。
大野市阪谷地区にある「スターランドさかだに」では、収穫された玄そばを使ったおろしそばを召し上がれるほか、打ったそばをその場で召し上がれる蕎麦打ち体験ができます。
「勝ち山おろしそば」について > 「大野在来そば」について >里芋
小ぶりで身が締まり、固くて煮崩れしないのが特徴の奥越前の里芋。大野市上庄地区の里芋は「上庄里芋」と呼ばれ、特に有名。勝山市では「勝ち山さといも」の名で発信しています。10~11月の収穫時期には、地元のスーパーや市場、イベント会場などで販売されます。
大野市「上庄里芋」について > 勝山市「勝ち山さといも」について >醤油カツ丼
ソースカツ丼のメッカ、福井県でカツ丼の新名物として人気が高まっている醤油カツ丼。千切りキャベツや大根おろしなど野菜をたっぷり使っているのが特徴で、醤油ベースのあっさりしたタレとの組み合わせはヘルシー志向の人にも人気。大野市内の飲食店などで味わえます。
歴史を訪ねよう
大野城下町
戦国時代に築かれた越前大野城とそのふもとに広がる碁盤目状の町並み。北陸の小京都と呼ばれる越前おおのは、歴史と文化を受け継ぐ町です。
越前大野城は、天正4年頃(1576)、織田信長より大野郡の3分の2を与えられた金森長近により、約4年の歳月をかけて築城されました。現在の城は、昭和43年に再建されたもので、城内には歴代城主の遺品が展示されています。
金森長近は、大野へ入封後、京の都に模して碁盤の目の町づくりをはじめました。町の東端にお寺を集めて「寺町」をつくり、そこから西に向かって、五番・四番・三番・二番・本町通りを配置したことから、「寺町通り」と呼ばれています。南北に並んだ9つの宗派16ヶ寺が並ぶ寺町は城下を支配しやすいように各宗派の寺院を集めたものだといわれており、現在、城下町大野を象徴する町並みとして、人々にやすらぎを与えています。
武家屋敷旧田村家では、屋敷の正面に200個以上の風車が並ぶ風車棚が飾られています。色鮮やかな風車を前に思い出の一枚を撮ってみてはいかがでしょうか。
もっと詳しくみる >白山平泉寺
白山信仰の越前での拠点として、約1300年前に泰澄によって開かれたとされる白山平泉寺。最盛期の戦国時代には、48社、36堂、6,000の坊院が建ち並び、8,000人もの僧兵がいたと伝えられ、当時の日本では最大規模の宗教都市として繁栄していました。しかし天正2年(1574年)に越前一向一揆勢に攻められ、全山焼失しました。平成元年(1989年)から始まった発掘調査によって、数々の石畳や石垣、坊院跡が発見され、訪れた方はかつて賑わった巨大な中世宗教都市の栄華を偲ぶことができるでしょう。
本殿と拝殿に続く精進坂を中心とした境内は一面に緑のじゅうたんが敷かれたように美しい苔で覆われており、「苔の宮」とも呼ばれています。杉木立と苔が美しく、神秘的な雰囲気の参道は「日本の道100選」にも選定されています。
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